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波もない静かな水面を鮮やかに疾走するスプリント

 カヌーと聞くと、激流を下っていくスラロームという種目を想像しがちですが、私たちは、フラットウォーターレーシングとも呼ばれる静水上の直線コースで競技タイムを競う種目、カヌー・スプリントに取り組んでいます。ボート競技では漕手は背を向けて前進しますが、カヌー・スプリントは漕手の正面に向かって前進します。日本ではマイナーかもしれませんが、海外では盛んに行われており、オリンピックには1936年のベルリンオリンピックから初採用されています。

カレッジスポーツとしてのカヌー

 カヌーは大学から始める人も多く、我が慶應カヌー部では、約9割が大学からカヌーを始めました。そして、全員が「大学から目指す、日本一」に本気で挑み、日々全力で練習に取り組んでいます。実際に大学から競技を始めた女子漕手が全日本選手権で優勝し、中国で行われたカヌーマラソン世界選手権大会にも日本代表として出場を果たしています。また、体格によるハンデがない数少ないスポーツであり、新しくスポーツを始めたいという人にとって、カヌーはもってこいのスポーツだと言えます。

 

静的でありながら、動的なカヌー・スプリント

  自然を身近に感じ、水上を駆け抜ける感覚は、カヌー独特のものであり、カヌーの大きな魅力でもあります。水上のF1とも言われ、コンマ0.01秒で競い合う世界では、心身の限界に達するほど過激なレースが繰り広げられます。そしてその瞬間に水や風や声援を感じる時、カヌー競技の真髄に触れられる気がするのです。

 

 「大学から目指す、日本一」の夢は夢で終わりません!大学から始めても日本一を目指せるスポーツはそうそうないです。

 

 さあ、あなたもカヌーを漕いでみませんか?

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​What's     Canoe?

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​チームで戦う、個人競技

​  カヌーは、個人競技でありますが、私たちはチームで大会に出場します。

毎年夏に行われる全日本選手権では、各レースの成績に応じて、合計1,000ポイントが各大学へ付与され、最終獲得ポイントの高いチームが優勝となります。

  また、二人乗りのペアと4人乗りのフォアは、全員が同じ動きをし、息を合わせて勝利を目指すため、チームワークが重要になる種目です。

​  カヌーは決して一人では速くならない。練習をはじめ衣食住を共にする最高の仲間と、日々競い合い、永遠のライバルでもあるその存在が私たちを成長させます。チームで戦い、チームで成長する、個人競技。それがカヌーです。

カヌー​・スプリントの種目

  乗組員数によりシングル、ペア、フォアの区別があります。シングルは個人競技、ペアとフォアは団体競技としての面白さが味わえます。 レースでは、一定の距離( 200m、500m、1000m)と水路(レーン) を決めて最大9艇が一斉にスタート、最短時間で漕ぎ、 着順を競います。そのほかリレーや5,000m、長距離などもあります。

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​シングル

​Single

 一人乗りの艇。複数人で乗る艇に比べ、バランスが取りにくい。漕手の体格に合わせて、艇の長さや幅、座る位置などを選ぶ。

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​KEIO CANOE TEAM

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